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やまぼうし文庫 yamaguwa.exblog.jp

本が好きで一箱古本市出店をきっかけに小さな本屋さん活動始めました。十日町・南魚沼中心に活動中。ここでは出店情報や好きな本のことを綴っています。


by やまぼうし文庫
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原点回帰の出版社、「一冊入魂」をモットーにいつも「おおっ!」と思わせてくれる面白い本を出版し続けている「ミシマ社」さんより2つの本を仕入れました!

まずはこちら…。

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「銀河鉄道の星」
宮沢賢治(原作)後藤正文(編)牡丹靖佳(絵)


~ミシマ社さんの紹介文より~
銀河鉄道の夜、よだかの星、双子の星。

恐れおののきつつ、ありったけの愛をもってリミックスしました。
――ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文

宮沢賢治の世界そのままに、新たな生命が吹き込まれた名作の決定版。

僕が贈りたいのは、「はじめての読書」になるような本でした。
…僕が渡したかったのは、絵本と文芸書の間をつなぐような、ある程度の文章を読んで何かを感じるという体験だったのです。…いっそのこと、すべての漢字にルビを振って、プリントアウトしたものを渡そうと考えて、「銀河鉄道の夜」をチクチクとワードファイルに打ち直すところから、この本の執筆がはじまりました。
――「あとがき」より


何を隠そうわたくし、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)の大ファンなのです。
そしてボーカル・ギターの後藤さんのファンでもあります。
後藤さんがアジカンのHPで書かれていた日記が大好きで、いつも楽しみに更新を待っていました。
その日記の一部が数年後に本になるなんてホントにびっくりしました。(同じミシマ社から出ている「何度でもオールライトと歌え」)
この本屋活動を始めてからいつか取り扱ってみたいな~とぼんやり考えていました。
そして今回、宮沢賢治関連の本を出版されると聞いてこれは良い機会だ!と思いました。
私の好きなものが集まっている本だったので一度仕入れてオススメしてみよう!と思ったのです。
もともと後藤さんがプレゼント用にと個人で作っていたことがきっかけだったそうで、あとがきにもあるように「はじめての読書」になるような本を贈りたかったそうです。
原作は私も好きで、何度か読んだりしていたのですが言葉づかいに引っかかってしまったりして物語の中に上手く入っていけない感じがいつもありました。
そんな「つまづき」を原作の音やリズム、詩情はそのままに読みやすいように再編集された本作、改めて読んでびっくりするほど物語の中にスルリと入っていくことができました。
「よだかの星」「双子の星」も入っていてこちらもとても読みやすい!
牡丹靖佳さんの色彩豊かな挿絵にも注目です!
ファンだからという気持ちもあってちょっと熱くなりましたが…
でも本当に、はじめて賢治作品に触れる方にも、読んだことがある方にもオススメです。
「はじめての読書」のきっかけになるといいなと思います。



そしてもう一つはこちら…。


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「絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話「寝る・食う・動く」を整える」
若林理砂(著)

~ミシマ社さんの紹介文より~
現代人よ、もっと、もっと、もっと寝よう!
体とのつき合い方がわかり、3カ月で不調が改善。
人気鍼灸師が実践する現代版・養生法

・寝る時間は、3重の締め切りを設定して死守する
・寝室と布団内の温度と湿度が、睡眠の質を決める
・食事の半分は野菜を食べる
・野菜多めの食養生が、花粉症も軽減させる
・運動は、約7分のラジオ体操だけでいい
・初期のインフルエンザも葛根湯で治せる…etc.
具体的なアドバイスが満載。

(本書の現代版・養生を3カ月続けたら)
おそらくは3カ月を待たずにだいぶいろいろな不調が改善してきていると思います。
1年続けたら、季節ごとに出る不調の出方が軽減していることに気づくはずです。
2年続けられたら、「自分はこんなに元気な人だったのだ」と思えるようになります。
…そこまで続けられたら、みなさんの生活そのものが養生になっているはず。続けていけばいくほど、気力体力、それと無駄に使わなかった分の財力が増えていきますから、あとは、「ああ楽しかった」と息をひきとるその日まで養生と生きる楽しみを繰り返していくことです。
(本文より)


タイトルからして心にグッときました。
そう、私たちは「絶対に死ぬ」のですよね。
だったら生きている間は出来るだけ元気な体でいたいと思うのは自然なこと…。
今まで健康関連の本はあまり読んだことがありませんでした。
色んな健康のためのストレッチの本とか健康食品の本とかを見ても続けられないしな~と思い、遠ざけていました。
タイトルに惹かれて手に取った本作は、押しつけがましいところがなく自然と「うん、うん、なるほど」と納得して読むことができたのです。
「寝る、食う、動く」の人間にとっての基本的なことを疎かにしててはいけない…あたりまえのことだけど、便利になった世の中ではついついこの基本的なことを忘れがちになります…。
『寝る時間は3重の締め切りを設定して死守する』
このアドバイスを読んで改めて「寝る」ことの大切さを痛感しました…。
(水木しげる先生も睡眠が一番大事だとおしゃってましたものね…)
特別なことはしなくて良くて、とにかくまずは「寝る・食う・動く」を見直してみようという極シンプルなことがまとめられている現代版・養生、オススメです。


これからの出店に持っていきますので、見かけましたらぜひ手に取って見てみてくださいね~!


by kaerunootyakai | 2018-12-02 13:42 | Comments(0)